福井県立高志中学校(福井県福井市)の皆さんが、業界研究の一環としてしてデジック内神田システムセンターを見学されました!
「IT業界とは?」「システムエンジニアは何をしているの?」「自分は将来どんな人になりたいか?」などをテーマに意見交換を行いました。
内容を一部抜粋してご紹介いたします。
IT業界について
IT業界はかなり広く、身近でイメージしやすいものはインターネット広告やゲームソフトの開発などがあげられます。
デジックをはじめとした「目に見えないシステムを作る」企業は、SIer・ITコンサルティング・メーカ系・ユーザー系など仕事内容の特徴によって細かな分類がされています。
システムエンジニアの仕事とは?
業務内容の流れを簡単にまとめると‥‥
①お客様にシステムの要望を聞いて仕様書を作成する
※仕様書:「このようなシステムを作りたい」というゴールを明記したもの
②仕様通り動くようにプログラミングをする
③テストを行い完成したシステムを納品する
④システムが安全に動き続けるよう保守・運用を行う
お客様とのコミュニケーションはもちろんのこと、メンバーとのチームワークも欠かせません。
また、システムを正しく動かすために「どのような順番で」「どのような処理を行うのか」「効率的な手順はないか?」といった論理的思考力も求められます。
学生さんからの質問
デジックはどんな業界の仕事をしていますか?
特定の業界に特化しているわけではありませんが、世の中になくてはならない社会インフラ系の仕事が多いのが特徴です。
社会インフラとは:電気・交通・銀行など皆さんの生活を支える縁の下の力持ちのような存在です。
プログラミング言語はたくさん種類がありますが、違いはどのようなものですか?
どのような言語でも、すべて「コンピューターに命令する」という目的は同じです。プログラミングは人間が行うため、私たちが解釈しやすいように言語が進化し種類が増え続けています。
※最近はコードを入力せず直感的な操作でプログラミングが可能な「ノーコードツール」もたくさんあります!
良いシステムエンジニアになるために今からやっておくべきことはありますか?
プログラミング言語は常に進化し続けているので、実際に働くときに主流になっているものを勉強する方が良いと思います。
ICT技術の進歩でエンジニアの様々な業務も機械化されていくことが予想されます。しかし、どんなに技術が進化しても人にしかできない仕事(頭を使って何かを創造すること)は必ず存在すると考えています。
世の中や未来のことに興味と好奇心を持ち、色々な経験を積むことはとても大切なので、ぜひ実践して頂きたいです。
「やってみたい」「おもしろそう」という気持ちを大切にして、色々なことにチャレンジして下さい!
グループワーク①10年後はどんな風に変わっている?
自動運転/災害予測/スクリーンやモニターがなくても画面が表示されタッチ操作が可能になる
VRで家から授業に参加できる/テストの採点をAIが行う/図書館はすべて電子書籍化されPCがたくさん設置されている
グループワーク②将来どんな人になりたいか?
・新しいものを発案できる人
・世の中に足りないもの、あったらいいなと感じるものを生み出す人
・アニメーション、動画など多くの人を楽しませることのできる人
・人の話を聞いて困りごとを解決し人助けがしたい/コミュニケーション能力を身に着けたい
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取材を終えて
パソコン・スマートフォンといった電子機器を日常的に活用し、プログラミングを学んだ経験のある方も何名かいらっしゃいました。
今回の取り組みを通じて、システムを「作る側」の仕事やICT業界について少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!
皆さんの将来のビジョンや「誰かの役に立ちたい」という思いを聞いて、自分も頑張らなくてはと感じました。
貴重な機会を頂きましてありがとうございました。皆さんのこれからを応援しております!