就職活動に向けて、2022年8月から翌年2月まで開催した1day仕事体験。実際にどのような内容だったのか詳しくご紹介します!
25年卒学生の皆様へのイベントは内容をブラッシュアップいたします。情報解禁までお待ちください!
実施後アンケート
・自分の気になっていたことを実際に現場にいる社員さんに答えていただきとても参考になりました。業務に関しての雰囲気や内容について良く理解することが出来ました。
・プログラミング経験のなかった場合でも活躍している社員の方のお話が参考になりました。実際の社員さんのお話を聞くことで、Webに載っているような情報以上に理解を深めることができました。
・社員の方々との交流で、実際に使われている開発手法や、トラブルを予防する方法などお話を聞いて勉強になりました。コミュニケーションの取り方や社員としてあるべき姿というお話も伺うことができ、共感できる部分が多く学ぶことも多かったです。
・社風や仕事、独立系としての特色など自分が想定していた以上に様々な情報を得ることが出来、とても収穫がありました。社員の方からリアルな業界の話を聞けたのは参加して一番の印象に残ったことです。
実施内容
(1)アイスブレイク
自己紹介、それぞれのブームや趣味のお話など
(2)デジック社員がリアルな仕事をご紹介!
・IT企業の分析方法
・独立系IT企業の業務内容
・システム開発工程の紹介
・プロとアマチュアが作るプログラムはどこが違うのか?
・SEは、ビジネスマンか職人か?
・SEの日常(日々の作業内容紹介)
(3)新サービスの企画体験(グループワーク)
(4)社員との座談会
仕事体験を担当した藤原部長に話を聞きました!
どのような雰囲気でしたか?
参加されていた学生の皆さんは就職活動に意欲的な印象で、終始和やかな雰囲気で行われました。今回はZOOM開催だったのでこれまで参加することができなかった地域の学生の皆さんともお話しすることができました。また、全体の1/3が工学系以外の学生が参加しており、以前に比べてSEへの関心度が上がっていると感じました。
新サービスの企画体験(グループワーク)はどのようなことをしたのですか?
今回は「顔認証ソフトウェア SAFR」を使用してシステム企画を検討していただきました。
企画体験グループワークではどのような案が出ましたか?
アレルギーに配慮した化粧品を選択してくれるシステム
これまで食事などの案は出たことはありますが、化粧品は斬新でした。
自分が持っていない服を選択してくれるシステム
顔情報と所有している服の情報から自分に似合うまだ所有していない色やデザインの服を選ぶというもの。ひねりがあって面白いと思いました。
家の鍵を開けるシステム
最も多かった企画案でした。これは実際に運用されているので新しいアイディアに広げるのが難しいようでした。
学生の皆さんはどのような点に苦戦しているようでしたか?
今回は「顔認証ソフトウェア「SAFR」を使用してシステムを検討してもらいましたが、顔認証をベースにして考え始めているため、案出しが拡がらない傾向が見られました。「顔認証で何ができるのか」からスタートせず、組み合わせたいものを考えてからそれに顔認証をプラスすることでのメリットを考えるようにアドバイスをしています。
どのようなフィードバックをされましたか?
実際のフィードバックでは、「案を考える上での要素の出し方」や「案を商品化する上で追加で検討する必要がある観点」、たとえばデータベース上に配置が必要になる情報やそのセキュリティに対する対応の話をしました。また複数からアクセスを可能にした場合に、通信のリスクとその実装難易度等、少し技術的な懸念点も説明しています。
経験が浅いうちは自分が問題ないと判断したことでもその判断が誤っている可能性があります。問題がないことを有識者に確認することでリスクを回避する話もしました。企画アイディアはプレゼンテーションも実施してもらい、資料の見やすさやまとめ方が良かった点、時間の長さや話の内容などもお話ししました。
どのような質問が出ましたか?
「コミュニケーション能力は高い方が良いと言われますが、なにをもってコミュニケーション能力が高いと判断されますか?」というご質問がありました。私の回答としては、自発的に話をすることができる、質問に対してレスポンスが早い、なにを答えていいかわからないときにも、無言にならず、わからないときは「わかりません」や「思いつきません」などの回答をする、ということをお話ししました。普段から同じ案件のメンバの話をする機会を持ち、気さくに話ができる環境を作ることで信頼関係を構築することの重要性もお話ししました。
今後参加を希望される皆様へのコメント
1day仕事体験を通してエンジニアとしての思考の共有ができればと思っています。考え方を知ってもらうことがメインなので、専門的な知識がなくてもSEの仕事を理解することに役立つと思います。情報処理などの知識のある人には、勉強と業務の差などを知る機会になればと思っています。
今後どのような学生の皆様に参加してもらいたいですか?
・ものをつくることに喜びを感じる人
・新しいものを創造したいと思う人
・論理的に物事を考えることが好きな人
・チームでの成果を大切にする人
座談会を担当したデジック山澤さんにもお話を聞きました!
座談会はどんな雰囲気でしたか?
参加者同士でグループワークをした後に座談会を実施したので皆さん緊張も解けて、肩の力を抜いた感じでお話できているようでした。
座談会でよく出た質問&印象的だった質問と回答を教えてください
Q. なぜデジックに入社したのですか?
A. 業務系/組み込み系のどちらも経験できると考えたからです。
Q. エンジニアを目指すうえで、学生のうちからやっておいた方が良いことはありますか?
A. プログラミングの勉強をするのもよいですが、プログラミングは何かの目的を達成するための手段なので、世の中では何が起こっているのか、何が問題になっているかなど、いろいろなことに目を向けてみると良いと思います。
Q. 面接ではどのような人が印象に残りますか?
A. 自分の考えを、一生懸命自分の言葉で伝えようとしている人は印象に残ります。
Q. 仕事がハードで辛くなったときはどのようにモチベーションを維持していますか?
A. 目の前の仕事だけでなく、これを乗り越えたら何があるかという先のことを考えることでモチベーションを維持しています。
今後どのような学生の皆様に参加してもらいたいですか?
今後はぜひエンジニアの仕事に興味は湧いているのだけれど、まだよくわからないという人には参加していただきたいです。就活云々は置いておいて、インターンシップはアルバイトやサークルとは別の形で学外の人と関わる良い機会だと思います。様々な気付き・学びを得るためにも、積極的に参加してみてください。
参加者にしか得られない情報がたくさんあったようです。ぜひ次回開催に興味のある方は奮ってご参加ください。デジック社員一同、お待ちしております!