6月28日(水)に23卒新入社員の皆さんと24卒内定者の皆さん合同での座談会を開催しました。
「デザイン思考」についての講義・グループワークを通じて親睦を深めていました。その様子を少しだけご紹介いたします!
デザイン思考とは
「デザイン思考」とは、今までにはない全く新しい事業・製品・サービス・プロセスなどを創る方法のことです。
そのためには、「議論より物語」「理論より共感」「モノよりも意義」といったように人の五感に訴えかけるものが良いとされています。
システムエンジニアに求められる力として良くあげられる「論理的思考」とは異なる部分も多いですが、
これからのシステムエンジニアには「論理的思考力」と「デザイン思考」の両立が必要不可欠と言われています。
論理的思考との違い(一例)
情報の扱いについて
■論理的思考:全ての情報を因数分解して正確に把握する
■デザイン思考:全体像をざっくりととらえる(情報のまとまりとしてとらえる)
不明確な状態について
■論理的思考:すべて明確にするために因果関係を明らかにし、論理的に筋道を通す
■デザイン思考:不明確な状態から思考の飛躍によって今までにないアイディアが生まれる
お互いの自己紹介から始まり、講義・グループワークでも活発な意見が飛び交っていました。
23卒・24卒の皆さん双方にとって、新しいことを学びながら関係性を深める良いきっかけになったのではないでしょうか。
参加後の感想(抜粋)
・アイデアを考え人にわかりやすく伝える機会は少ないため、よい経験になったと思います。
・情報系の学校に通っていないことを不安に思っていましたが、デザイン思考について学び、違う分野の知識を活かせる場面もあるのだと安心しました。
・先輩やほかの内定者の方々との交流の場もあり、とても有意義な時間を過ごすことができました。
講師よりひとこと
現在のデジタルトランスフォーメーション、デジタル化社会において、ICTの活用方法は多様化が進んでいます。
このような社会ではセオリーを断ち切り、まったく違った視点から物事を考えることが求められます。
従来のシステムエンジニアはテクノロジーのスペシャリスト、マネジメントのスペシャリストが唯一の人材モデルでした。
しかし現在はフルスクラッチでオーダーメイドといった仕事から、世の中にあるサービスを組み合わせることで新たな価値を生み出す、具体的にはクラウド技術やWebサービスを連携させてシステムを具現化する手法に変化しています。
こういった環境変化とともにユーザーニーズも変化しています。デジックはユーザーニーズにいち早くキャッチアップする、ユーザーニーズを共に作り上げていくユーザーとの協働が企業価値につながると考えており、デザイン思考はユーザーニーズの具現化を手助けする思考法でありプロセスであると考えています。
これを学生のうちから、グループワークを通じて楽しく体験できたと考えています。
デジックでは、内定後から座談会をはじめとした様々な研修制度をご用意しております。
詳しくは教育体制ページをご覧ください。